2026.03.23
中東情勢に伴う原材料および納期への影響について
平素より大変お世話になっております。
2026年2月末以降、米国およびイスラエルによるイランへの軍事行動を受け、中東情勢が緊迫しております。
これに伴い、ホルムズ海峡周辺における海上輸送への影響が懸念されており、エネルギーおよび
石油化学製品の物流においても不安定化の可能性が指摘されております。
ホルムズ海峡は、世界の原油輸送量の約2割が通過する重要な海上ルートであり、同地域の動向は
石油化学原料の供給および価格に影響を及ぼす可能性があります。
現時点では全面的な物流停止には至っておりませんが、海上輸送の遅延や運賃上昇などが発生する
可能性があり、サプライチェーンへの影響が懸念されております。
このような状況を背景に、原油および石油化学製品(ナフサ)については、価格上昇圧力の
高まりが見られております。
※ナフサとは、原油から精製される石油化学製品の基礎原料であり、塗料・接着剤・シンナー・プラスチックなどの
原材料として使用されるものです。
そのため、ナフサ価格の変動は、塗装・接着・各種化学製品のコストに影響を与える可能性があります。
また、メーカーからの情報によりますと、塗料の原材料価格が従来比で大きく上昇しているとの動きも
見られており、製品コストへの影響が顕在化しつつあります。
これに伴い、塗料・接着剤分野においても、今後価格変動および供給面での影響が生じる可能性がございます。
また、塗料メーカーにおいては、従来のような定期的な在庫確保から、案件ごとに必要数量を都度発注する
運用への移行の動きが見られます。
そのため、余剰在庫の確保が難しくなりつつあり、案件ごとの事前の材料手配がこれまで以上に重要な
状況となっております。
つきましては、誠に恐れ入りますが、見積のご依頼段階に限らず、検討中の案件につきましても、可能な限り
早い段階で情報をご共有いただけますと幸いです。
早期に情報をいただくことで、材料確保および納期調整がしやすくなり、より安定した対応が可能となります。
なお、追加発注等が発生した場合には、状況により通常より納期を要する可能性がございます。
ご不便をおかけし大変恐縮ではございますが、何卒ご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
株式会社オネスト・アンド・パートナーズ
代表取締役社長 糸永 大助