2023.03.23
不燃ボードを用いた施工事例をご紹介!ナチュラルボードを使用したおすすめデザインは?
不燃ボード(ナチュラルボード)とは?
不燃木材(ナチュラルボード)とは、火山性ガラス質複層板(ダイライト)に天然木突板を練付けした内装用の不燃ボードです。
国土交通省の大臣認定を取得し、不燃材内装制限のある場所でご使用頂けます。
近年では火を扱う飲食店の天井や壁面、不特定多数の人が行き来するビルやショッピングモールなどでも広く利用されています。
不燃木材は防火性能の等級によっても細かく種類が分けられており、不燃木材の他にも「準不燃木材」や「難燃木材」などさまざまな種類で展開されています。
「不燃木材」について詳しく知りたい方は、下記記事もあわせてご覧ください!
関連記事:『不燃木材とは?特徴から選ぶ際のポイントまで徹底解説!』
不燃ボードの仕上がりは?
不燃ボードというのは、ベースとなる火山性ガラス質複層板(ダイライト)に天然木突板を練付けをし、耐熱性のある不燃ボードをつくりあげています。そのため、高い耐熱性能とは裏腹に、一般的な無垢材のように「木」本来の美しさや色味、質感などを、お部屋全体で演出できる商品となっております。
当社で取り扱っている不燃ボードについては、下記ページをご覧ください!
関連ページ:『内装用不燃ボード一覧|株式会社オネスト・アンド・パートナーズ』
不燃木材を用いた施工事例
ナラ
ブナ科の広葉樹である「ナラ(オーク)」を使用した不燃木材です。天然木を感じさせる琥珀色がかった明るい素材であるため、飲食店や雑貨店などにおいて、木材ならではの自然な明るさを演出してくれます。
タモ
モクセイ科の広葉樹である「タモ」は、先に紹介したナラのように、木材ならではの明るさが特徴的な素材です。
また他の木材と比較して、木目の模様がハッキリと出ているため、よりナチュラルで涼しげのある雰囲気に仕上がります。
チーク
チークは密度が高く、緻密(ちみつ)で硬質な木材なため、非常に高い耐久性や防腐性を兼ね備えています。そのため、主に内壁やテーブルなどの比較的キズがつきやすい箇所に利用されることが多いです。
またチークの織りなす深みのある濃い茶色は、素材の重厚感と非常にマッチしており、カーディーラーや楽器販売店など、モダンな雰囲気を醸し出すのにうってつけとなっています。
メープル
カエデ科の広葉樹である「メープル(楓)」を使用した不燃木材です。メープルは自然な明るさと繊細な木目が特徴で、ナチュラルな雰囲気を演出する空間にぴったりです。白っぽいベージュ色が特徴で、見た目にも清潔感が感じられますね。
メープルを使った不燃木材は、耐久性や強度が高く、傷や汚れにも強いため、家具や床材としても人気です。またメープルは比較的軽量で加工しやすいので、デザイン性の高い内装材を求める場合にも適しています。
飲食店やショップ、オフィスなど、明るく開放的な空間を演出したい場所では、ナラとメープルの不燃木材を組み合わせることで、より個性的で温かみのある空間を創り出すこともできるでしょう。
ウォールナット
ウォールナット(胡桃)は、深いブラウンの色合いと独特の波状の木目が特徴的です。高級感を感じさせる、上品で洗練された雰囲気が魅力的ですね。
また重厚感があるので、高級感を求める空間やホテル、ラグジュアリーショップにも適しており、こちらもナラなどの明るい木材と組み合わせることで、コントラストが生まれ、空間に奥行きや豊かな表情を与えられます。
ヒノキ
ヒノキは独特の香りと、やさしいベージュ色が特徴で、日本の伝統的な建築にもよく使われています。
またヒノキは防腐・防虫効果があり、湿気にも強いので、風呂場や和室、和風建築などにも適しています。さらに抗菌性も高く、清潔感を保ちやすいのも魅力となっています。
ヒノキを使った不燃木材は、ナラやウォールナットといった他の木材と組み合わせることで、和洋折衷のデザインや独特の雰囲気を演出するのに長けています。
内装にあわせた不燃木材で、
ワンランク上のオシャレ空間を
不燃木材は本記事でご紹介したもの以外にも、お部屋の雰囲気にあわせて様々な色味・質感からお選びいただけます。またその耐熱性能から、これまで木材の使用が困難だった建物内装などでも、天然木を用いた高級感のある仕上がりを実現できるようになりました。
当社では、これまでの数多くの提案実績をもとに、お客様のご要望や内装イメージから雰囲気にあわせた最適な天然木材をご提案いたします。
内装用不燃木材(ナチュラルボード)をお探しの方は、ぜひ一度当社にご相談ください!