この記事を書いた人

Kurumi
2021年入社 / 埼玉県出身 / “他社で断られたデザインを叶える”をモットーに「デザイン×コスト」を踏まえた最適な提案を得意とする。個人で動画制作を行うなどクリエイターとしての一面も。
カントリースタイルは無垢材を活かす!内装から温もり感じさせるポイントを解説!

「カントリースタイル」とはどんな内装?
カントリースタイルとは欧米の田舎暮らしを彷彿とさせるような、電球色がよく似合うナチュラルで温かみのある内装デザインです。
建材からインテリアまで木材やレンガを使用した、どこか懐かしさのある雰囲気が好まれ、昨今では飲食店やオフィスなど“おしゃれ内装”の代表格としてさまざまなシーンで採用されるようになりました。
本記事ではそんなカントリースタイルについて詳しく解説していきます!
カントリースタイル=「天然木の温もり」が特徴的!
まずカントリースタイルの共通点は、天然木材を採用した「温かみのある内装デザイン」であること。
写真のように床(フローリング)や壁面、柱に木材を使用しつつ、大きめのガラス窓を取り入れることで、内装全体から明るさや温かみを感じられるのが特徴です。
またカラーパレットは、清潔感と明るさを与える「クリーム色」と、木材の色を連想させる温かみのある「ブラウン」をベースにデザインされることが一般的です。
デザイナー厳選!温もりを感じる木材とは?
カントリースタイルには“天然木材から伝わるナチュラルさ”が不可欠なわけですが、そもそも木材を使えばナチュラルに仕上がるのか?というと、そうではありません。
たとえば『桧(ヒノキ)といえば和風』と連想できるように、カントリースタイルにも雰囲気を演出するのにベストな木材があります。
当社がカントリースタイルを一層おしゃれにするために推奨している木材は…ズバリ「ナラ材(節あり)」です。
以下ではその理由を詳しく解説していきます!
あえての「節ありナラ」で北欧モダンを演出!
カントリースタイルの特徴として、家具にもアンティークな木製具が多く採用される傾向にありますが、ここでのアンティークを言い換えるなら「木目がはっきりしている・木そのもの」という表現がふさわしいです。
そこで内装材として使用する木材(無垢材)も、あえて天然らしさが伝わる「ラスティック or CDグレード材※」を採用することで、木をそのまま切りだしたようなリアル感を生みだし、より一層温かみのあるカントリー空間を演出できるのです。
CDグレード材:節・色差を残した木材グレードのこと
ナラである理由:カントリーを象徴する「琥珀色」だから
ナラは木目を強く出せる特徴もありますが、カントリースタイルにマッチしているもう一つの理由は、カントリーを象徴とする「温かい琥珀(こはく)色」を再現できるからです。
冒頭でも“電球色がよく似合う”と表現しているように、カントリースタイルは「天然木材の温かみ」が命。
経年変化によって美しい色合いに染まっていくナラ材こそ、カントリースタイルに推奨したい木材というわけです!
ナラの魅力については、下記記事でより詳しく解説していますのであわせてご覧ください!

ナラ材の特徴は?経年変化や内装材の活用アイデアをご紹介!
ナラ材(オーク)は、ウイスキー樽にも選ばれるほどの耐久性と、虎斑(とらふ)と呼ばれる唯一無二の美しい紋様で、家具・床・壁面を「時を刻む主役」に変えてくれます。 しかし 「堅くて重い」や「価格が高い」といった断片的なイメージだけで候補から外していませんか? 本記事では"ナラの魅力”と“注意点”を木
当社製品によるデザイン事例
MUJI HUT 木の小屋
使用木材:ナララスティック/ナラCDグレード

内装材だからこそ「不燃性・耐火性」も重要!
内装をおしゃれにしたいのはもちろんですが、内装材に木材を使うとなると、気をつけたいのが火災のリスク。実際に『木材を使って自然な風合いにしたいけど、防火性が…』と、導入を心配される方も多くいらっしゃいます。
当社では、カントリースタイルの内装に仕上げたいというお客様にもご安心いただける、火事のリスクを最大限に抑えた「不燃突板(不燃木材※)」を多く取り揃えています。
不燃木材:難燃木材、準不燃木材以上の耐火性を発揮する木材のこと
雰囲気に合ったおしゃれな内装木材はもちろん、木材ならではのデメリットも最大限に抑えた内装材をご提供していますので、ぜひ一度ご相談ください!
当社の手がける「不燃突板」については、こちのページをご覧ください。
関連ページ:『当社の不燃突板について|株式会社オネスト・アンド・パートナーズ』
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2021年入社 / 埼玉県出身 / “他社で断られたデザインを叶える”をモットーに「デザイン×コスト」を踏まえた最適な提案を得意とする。個人で動画制作を行うなどクリエイターとしての一面も。