無垢フローリングのメンテナンス頻度は?末長くキレイな無垢床を保つコツを解説!
せっかくなら憧れの無垢フローリングを導入したいけれど「メンテナンスが大変そう」と不安を感じていませんか?
日常的なお手入れは週1~2回の掃除機(乾拭き)が基本です。
この記事では、塗装仕上げ別のメンテナンス頻度と、個人宅・商業施設それぞれのスケジュール感を解説します。
- 掃除機・オイルの塗り直し・水拭きの頻度
- オイル塗装とウレタン塗装のお手入れ頻度の違い
- 商業施設の清掃頻度(毎日朝晩2回が基本)
この記事を書いた人
Kurumi
2021年入社 / 埼玉県出身 / “他社で断られたデザインを叶える”をモットーに「デザイン×コスト」を踏まえた最適な提案を得意とする。個人で動画制作を行うなどクリエイターとしての一面も。
無垢フローリングの「メンテナンス」は何をする?
「メンテナンスが大変そう」とよく言われる無垢床ですが、実は無垢フローリングのメンテナンスは大きく3つに分けられます。
- 掃除機(乾拭き)
- オイルの塗り直し※オイル仕上げのみ
- 水拭き(固くしぼった雑巾での水拭き)※必要最低限としてください
それぞれ最適なスパンを具体的に見ていきましょう。
掃除機(乾拭き)

無垢フローリングといえども、日常的なメンテナンスは掃除機(乾拭き)が基本です。
床表面に溜まるホコリや砂粒は、放置すると歩行の摩擦で表面を削ってしまうので傷の原因になります。
柔らかいモップや掃除機でホコリや砂をこまめに除去すれば、そうした劣化を予防できるというわけです。
プラスアルファで乾拭きをすると、無垢フローリングのツヤを保つことができるのでおすすめです。
ただし、硬いノズルや強い吸引は床に細かな傷を与える恐れがあるため、掃除機をかける際はブラシ付きの柔らかいヘッドを使用し、「弱〜中」でで行ってください。
オイルの塗り直し(オイル仕上げのみ)

オイル仕上げの無垢フローリングは表面に塗布したオイルによって汚れや水から守っています。オイル膜は時間とともに少しずつ薄れていくので普段のお掃除とは別に定期的にオイルを塗り直す必要があります。
水拭き

とはいえ、食べ物や皮脂による汚れなど、乾拭きでは落ちない汚れもありますよね。
ですが複合フローリングも含め、日常的な水拭きは基本的に推奨しておりません。特に無垢材は水分を吸収しやすく、木材の膨張や変色(輪ジミ)を招く可能性があるため、水拭きするのであれば「固く絞った雑巾で最小限に」留めましょう。水拭き後は乾拭きで残った水分をしっかりと拭き取ることも大切です。
【本題】メンテナンス頻度は「塗装仕上げ」で変わる!
無垢フローリングのメンテナンス頻度は、塗装仕上げによって大きく変わります。
- オイル塗装:週1~2回の乾拭き+年1~2回のオイル塗布
- ウレタン・UV塗装:週1~2回の掃除機
それぞれの具体的な頻度と、塗装の見分け方を解説します!
オイル塗装の場合…週1~2回の乾拭き+年1~2回のオイル塗布
オイル仕上げの無垢床は普段のお掃除に加えて定期的に油分を補給してあげる必要があります。
オイルメンテナンスは床の様子を見ながら行いましょう。目安としては「半年~1年に1回」を参考としてお考え下さい。
オイル再塗装のタイミング
- 水を一滴垂らすとすぐに染み込んでしまう
- 床の表面がカサカサに乾燥してきた
- 艶が無くなり色がくすんできた
ウレタン・UV塗装…週1~2回の掃除機のみでOK
ウレタン・UV塗装仕上げの場合は、表面に強固な樹脂の塗膜が形成されているので週1~2回の掃除機のみでOKです。
汚れがひどい場合も中性洗剤を薄めてふき取り+乾拭きすれば問題ありませんし、オイルの塗り直しやワックスがけなどの定期的なメンテナンスの必要はありません。
仕上げ塗装の違いについては以下記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
“無塗装”は原則NG!内装木材の仕上げ塗装・デザイン塗装の役割を徹底解説
「オイル仕上げとウレタンって何が違うの?」「UV塗装って聞くけど、結局何が良いの?」など内装設計で木材を使う際、仕上げ塗装に関する用語を耳にするタイミングがあるかと思いますが…、実際にこれらの違いをクライアントにうまく説明できる内装デザイナー様は少ない気がしてます。 そこで本記事では、設計士・内装
店舗・オフィスのフローリング掃除頻度について
店舗やオフィスなどの商業施設では、来客数が多く床の使用頻度が個人宅とは段違いですから、営業開始前と営業終了後に床清掃を行う「朝晩2回清掃」が一般的です。
ここでは、商業施設での無垢フローリングをお考えの方に向けて解説します。
基本は「毎日清掃」を推奨!
店舗やオフィス等の商業施設は不特定多数の人々が土足で毎日出入りするケースが多いため、フローリングに被る汚れや摩耗の度合いは一般家庭より格段に大きくなります。
土足で持ち込まれる砂ぼこりや泥汚れは放置すると粒子が床を削って艶を失わせたり、ザラつきで滑りやすくなったりするため、こまめな除去が不可欠です。
そのため商業施設ではやはり、毎日清掃を行うことが理想です。
商業施設のメンテナンス頻度の目安
- 日常(毎日):開店前・閉店後の掃除機がけ(乾拭きでもOK)
- 定期(年1回):専門業者によるメンテナンス(オイル塗装の場合のみ、ウレタン・UV塗装は基本不要)
個人宅よりも汚れやすい環境の商業施設で無垢フローリングを採用する際には、メンテナンス頻度を最小限に抑えられる「ウレタン・UV塗装」をおすすめします。
適切な頻度のメンテナンスで、末長く、美しく保てます
無垢フローリングは天然木をそのまま1本切り出した床材で、まさに「一生モノ」です。
“天然”であるからこそ、デリケートな素材に思われがちですが、適切な塗装方法を選び定期的にメンテナンスを行えばその美しさを末長くお楽しみいただけます。
反対に、適切なタイミングで手入れをしなければ、やはり劣化が進んでしまいます。水分によるシミや反り、砂埃による傷、塗装の劣化などリスクはさまざまです。
とはいえ、本記事で紹介した手入れを正しい頻度で行えば、これらのリスクはほとんど防ぐことができます。
せっかくの無垢フローリングですから、定期的なお手入れを行っていただき、末長く楽しんでいただきたく思います。
まとめ:無垢床のメンテナンス頻度は週1~2回でOK!
ここまで無垢フローリングのメンテナンス頻度について塗装仕上げ別に解説してきました。
無垢床はメンテナンスが大変と言われがちですが、基本は複合フローリングと変わらない「週1~2回の掃除機(乾拭き)」で十分です。
この記事のポイント
- 日常は週1~2回の掃除機(乾拭き)が基本
- オイル塗装は年1~2回のオイル塗布のメンテナンス推奨
- ウレタン・UV塗装は掃除機のみでOK
- NG行為はスチーム・ワックスシート・強い洗剤
- 商業施設は朝晩の掃除機で10年以上美しさを保つ
塗装仕上げ別の違いさえ押さえておけば、自分の床に合った頻度で適切に手入れできるだけでなく、無垢フローリングの美しさを長く楽しめます。
“天然木ならでは”の機能性を、最大限に活かしたデザインを。

フローリングは『空間体験そのもの』を左右する要素のひとつです。内装を一層おしゃれに仕立てる天然木フローリング。木材はデザインだけでなく、調湿性や強度、肌触りなど合成素材にはない魅力がたくさん詰まっています。
木材の“ほんの僅かな違い”を知って、納得いただいてから導入いただきたいと考えています。
当社ではご注文前にフローリング商品の「無料サンプル」もご請求いただけますので、樹種選びのご相談から無料サンプル(5点まで)のお取り寄せまで、ぜひお気軽にお問い合わせください。
法人向けの取引中心のため、個人・施主様はデザイン事務所や工務店を通してのサンプル依頼をお願いいたします。
当社の提供する天然木フローリングの特徴については、ぜひこちらのページもあわせてご覧ください。
関連ページ:『当社の天然木フローリング|おしゃれな無垢・複合フローリングは(株)オネスト・アンド・パートナーズ』
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Kurumi
2021年入社 / 埼玉県出身 / “他社で断られたデザインを叶える”をモットーに「デザイン×コスト」を踏まえた最適な提案を得意とする。個人で動画制作を行うなどクリエイターとしての一面も。