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広葉樹・針葉樹の違いは?内装材としてオススメの樹種まで詳しくご紹介!

木材について「針葉樹」と「広葉樹」という違いを耳にしたことはないでしょうか?

「聞いたことはあるけど、何が違うのかがわからない」「よく目にするあの木はどっちに分類されるの?」など疑問に思う方も多いと思います。

実は針葉樹・広葉樹が違うと「木材としての性質(肌触りや耐久性)」も大きく変わってくるんです。

この記事では木材のプロが、針葉樹と広葉樹の違いはもちろん、建材などを選ぶ際にカタログだけでは分からないその違いについて、代表する樹種や用途とあわせて解説していきます!

色や木目だけではない、もう一つの「内装材の選び方」を知ることができるのでぜひ最後までご覧ください。

この記事でわかること

  • 広葉樹と針葉樹の違いとは?
  • 広葉樹・針葉樹を代表する樹種は?
  • 広葉樹・針葉樹はどういうところで使われる?
この記事を書いた人
Kurumi

2021年入社 / 埼玉県出身 / “他社で断られたデザインを叶える”をモットーに「デザイン×コスト」を踏まえた最適な提案を得意とする。個人で動画制作を行うなどクリエイターとしての一面も。

そもそも広葉樹・針葉樹ってどんな木材?

広葉樹・針葉樹を区分するポイントはズバリ「葉の形状」です。それぞれどんな木を指すのか見ていきましょう。

広葉樹:広く平たい葉をつける木

広葉樹

広葉樹は被子植物の双子葉類に属する樹木で、文字通り広い葉をもつ木で「落葉樹」と称されることもあります。

広葉樹は成熟しきっても背丈があまり高くならず、傘のように横に広がった樹形になるのが特徴で、ずっしりとした太い幹をつけます。

木材としては気乾比重値が高い(=重くて硬い)ものが多く、傷がつきやすい床材(フローリング)などによく利用されます。

これから紹介する針葉樹が500種程度しかないのに対して、広葉樹は世界中で20万種以上が確認されています。

広葉樹の代表種

  • ナラ: 重厚感と耐久性を兼ね備え、高級感のある空間を演出
  • ケヤキ: 美しい木目と高級感で、洗練された空間づくりに適している
  • ブナ: 均一な材質で、モダンで統一感のある空間を生み出す
  • カエデ: 美しい木目が特徴で、上品で落ち着いた印象の空間を演出
  • ウォールナット: 高級感と耐久性に優れ、重厚感のある空間づくりに活用
  • チーク: 耐久性と美しさを兼ね備え、高級感のある空間を演出
  • マホガニー: 高級感と美しさで、贅沢な印象の空間づくりに適している など

それぞれの樹種の特徴についても後ほど詳しく解説します!

針葉樹:針のような細い葉をつける木

針葉樹

針葉樹とは裸子植物の針葉樹類に属する樹木のことで「針のように細い葉」を持ちます。

上にまっすぐ伸びるため、成長すると円錐形の樹形になることが多いです。例年、花粉の原因となっている「スギの木」やクリスマスツリーの「モミの木」といえばイメージが付きやすいのではないでしょうか。

この縦方向への成長能力があることによって、木材として安定した長さを確保できるため、主に住宅の柱や天井材などの基盤となる部分(構造材)に使われるケースが多いです。

針葉樹の代表種

  • ヒノキ: 耐久性と香りに優れ、高級感のある空間を演出
  • スギ: 軽量で加工性が良く、明るく開放的な空間づくりに適している
  • パイン:油分が多く経年変化でツヤが出る
  • マツ: 強度と耐久性を兼ね備え、温かみのある空間を生み出す
  • モミ: 美しい木目が特徴で、上品な印象の空間を演出
  • カラマツ: 強度と耐久性に優れ、重厚感のある空間づくりに活用 など

「広葉樹」の代表種

ケヤキ

ケヤキ

ケヤキ材は色・ツヤと美しい杢が大きな魅力です。

ケヤキといえば、街路樹として馴染み深い樹木ですが、神社仏閣などの建築物にも使用されている通り、高級感ある色・ツヤや美しい木目が大きな魅力で豊富なバリエーションがあります!

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チーク

チーク

チーク材には木製タールの油分(オイル)が含まれているので、水に強く、耐久性に優れ、腐りにくい特徴があります。

そのため、キッチンや湿気の多いお風呂場などの水回りや、飲み物をこぼしやすいダイニングの内装材としての床や壁材に適しています!

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ナラ

ナラ材

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ウォールナット

ウォールナット

ウォールナットは、クルミ科クルミ属の落葉広葉樹で、最高品質のウォールナットは「アメリカンブラックウォールナット」とも呼ばれています。

主にアメリカ東部から中部の標高の高い山々に自生しており、厳しい寒さの中でゆっくりと成長していきます。そのため、硬く粘りのある材質を持ちつつも軽量で扱いやすく、加工性や塗装性に優れているのが特徴です。

かつては飛行機のプロペラに用いられたこともあるほど、加工時の歪みが少なく、現在でもライフルの銃床や楽器など、強い衝撃にさらされるような箇所に多く愛用されています。

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タモ

タモ材

タモは、モクセイ科トネリコ属の落葉広葉樹から採取される木材で、日本では本州の北中部や北海道まで、海外では主に中国、ロシア、朝鮮半島などと幅広い地域に生息しています。タモはその強固さと高い弾力性から、建材や家具としてだけでなく、スキー板やテニスラケット、野球バットなどのスポーツ用品にも使用されるほど、「頑丈さ」に長けた万能木材なのです。

しかし現在、林業の後継者が不足していることからも、国産のタモ材は減少傾向にあります。そのため主に中国産やロシア産のタモ材が使用される傾向にあります。

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針葉樹に分類される樹種

桧(ヒノキ)

ヒノキ

桧(ヒノキ)は浅黄白色や淡い黄褐色、淡い紅色などの色をしており、美しい年輪を持ちます。柱など見える場所に使うとヒノキ特有の香りや見た目が楽しめるでしょう。また耐湿・耐水性がありシロアリによる腐食に強いため、チークと同様にキッチンやお風呂場の内装材としてもよく使用されています。

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杉(スギ)

スギは、きめ細かく色白の木目が美しい木材で、内装材として使用すると明るい雰囲気のお部屋に仕上がります。またキレイな節があるのも特徴的で、節の色と木材の色の濃淡が表情豊かなアクセントになります。

古くから日本人に親しまれていることもあり、日本らしい和風な空間やオシャレな和モダンの空間には最適な木材といえるでしょう。

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パイン

パイン材は白っぽい黄色の色合いが特徴です。材全体に油分が多く、経年変化では艶っぽい色合いに変化します。またパイン材は針葉樹特有の木の香りを持つため、癒し効果も期待できます。

節の表情には温かみがあり、素朴で柔らかいイメージをもつのも特徴の一つです。加えて触り心地も良いため、床材や壁材など、体に触れる機会の多い部分に使用するのが良いでしょう。

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建材・内装材としての違いは?

ここまででざっくりと広葉樹・針葉樹の違いが分かったかと思いますが、冒頭でも話したように「建材・内装材としての違い」もそれぞれ大きく出てきます。

ここからは上記の違いを「木目」「硬さ」「質感」の3つの観点で詳しく解説していきます!

違い1:木目の模様

▲まっすぐな木目のヒノキ(針葉樹)

タモ材

▲独特な木目をもつタモ(広葉樹)

針葉樹はまっすぐ高く成長することから、年輪がはっきりと現れる「まっすぐな木目」が特徴で、木材として素朴でナチュラルな印象を与えてくれます。

一方、広葉樹は“道管”と呼ばれる管状の細胞構造が複雑なため、木目の模様も多彩で装飾性が高く、曲がりくねったり穏やかだったりと表情に幅があります。

違い2:耐久性(硬さ)

広葉樹は木の細胞が密に詰まっており、比重(気乾比重)が高く硬い木材となります。そのためフローリングや商業施設の床材など耐久性の必要な内装材として活用されます。

これに対して針葉樹は柔らかく軽量で加工しやすいのが特徴です。

そのため針葉樹は内装材ではなく、柱などの大きな寸法が必要な構造材や、壁、天井など「加工性」を重視する場面で活躍します。

違い3:質感(肌触り)

針葉樹は柔らかく、足ざわりや手ざわりがやさしく温かみを感じさせる質感が特徴です。耐久性が必要な床材は「広葉樹」とお話しましたが、素足で歩くことの多い住居用の床材や壁材には針葉樹が活用されることもあります。

一方で広葉樹は硬さゆえに滑らかで密な肌触りとなり、重厚感や高級感を演出したいインテリアにぴったりです。空間全体の印象づくりにも、この質感の違いが生きてくるわけです。

“空間演出”の視点から見る|針葉樹と広葉樹の違い

針葉樹と広葉樹の違いを「空間に与える効果・デザイン性」という視点からも詳しく解説します。

従来の「木材の特性」中心の説明ではなく、「どのような空間効果を生むか」に焦点を当てて紹介しますので、ぜひ設計時の参考にしてみてください!

明るさ・開放感を出したいなら「針葉樹」

針葉樹の軽やかさと温かみは、空間に明るさと開放感を与えます。特に、和室や和モダンなどのナチュラルな雰囲気を演出したい空間に適しています!

代表樹種のヒノキでは、高級感と温かみを兼ね備え、上品な空間を演出します。またスギは明るく開放的な空間づくりに最適で、リラックスできる雰囲気を生み出します。パインは温かみのある空間を演出し、家族が集まるようなあたたかい空間におすすめです。

カフェやレストランなど、温かみのある雰囲気を演出したい商業施設にも効果的です。オフィスの休憩スペースなど、リラックスできる空間にも適しています。

空間に与える効果

  • 明るさ: 淡い色合いが空間を明るく見せ、開放感を演出
  • 開放感: 軽やかな印象が空間を広く見せ、リラックスできる雰囲気を生み出す
  • ナチュラルな雰囲気: 自然素材らしい温かみが、居心地の良い空間を演出

適した空間のタイプ

  • リビングルームやダイニングなど、家族が集まる空間
  • カフェやレストランなど、温かみのある雰囲気を演出したい商業施設
  • オフィスの休憩スペースなど、リラックスできる空間

高級感・ラグジュアリーの演出なら「広葉樹」

広葉樹は、その重厚感と高級感で空間が「洗練されたデザイン」になりやすいです。

代表樹種の空間効果では、ケヤキは美しい木目と高級感で、洗練された空間を演出しますし、チークは耐久性と美しさを兼ね備え、高級感のある空間を生み出します。

ウォールナットは重厚感のある空間を演出し、落ち着いた雰囲気を生み出します。

適した空間のタイプとしては、会議室やオフィスなど、集中力を高めたい空間に適しています。ホテルロビーや高級レストランなど、高級感を演出したい商業施設にも効果的です。書斎や寝室など、落ち着いた雰囲気を演出したいプライベート空間にも適していますね!

空間に与える効果

  • 落ち着き: 濃い色合いが空間に落ち着きを与え、集中できる雰囲気を生み出す
  • 上品さ: 美しい木目が上品な印象を演出し、高級感のある空間を生み出す
  • モダンな印象: 洗練された印象で、現代的な空間を演出

適した空間のタイプ

  • 会議室やオフィスなど、集中力を高めたい空間
  • ホテルロビーや高級レストランなど、高級感を演出したい商業施設
  • 書斎や寝室など、落ち着いた雰囲気を演出したいプライベート空間

デザイン・機能比較表

針葉樹と広葉樹の空間効果を比較表で整理しました。

効果 針葉樹 広葉樹
温かみ
高級感
耐久性
加工性
明るさ
落ち着き
開放感
重厚感

構造材・内装材にはどちらが推奨?

ここからは設計士・デザイナーの方向けに「構造材」と「内装材」に分けてより深くおすすめの用途を解説します。

構造材:「針葉樹」を推奨!

ヒノキの柱

先にもお話した通り、建物の構造材(柱や天井材)には「安定した木材の長さ」が不可欠です。

広葉樹と比較してまっすぐに成長する針葉樹は、長尺の材木が必要な場合に特に有用で、柱や梁などの構造材としてよく採用されます。

さらに針葉樹は「ソフトウッド」とも呼ばれるその性質から明らかなように、軽くて加工しやすいという特性を持つため構造を造る際に非常に重宝されるのです。

内装材:雰囲気にあわせて「広葉樹・針葉樹」の使い分けを!

USEN-NEXT HOLDINGS様内装デザイン

内装材は構造材のような骨組みとしての強みではなく、お部屋の「デザイン性」を高めることや、機能性といった面に注目しながら、針葉樹・広葉樹問わず、お部屋にあわせた樹種を選ぶことが大切です。

例えばですが、暖かみのある雰囲気を求めるなら柔らかくて明るい色味の多い杉などの「針葉樹」を、シックでモダンな雰囲気にしたのであれば、ウォールナットなどの深みのある「広葉樹」を選ぶなど、幅広い樹種から内装にあわせた木材を選ぶようにしましょう。

デザインに悩んだときも、ぜひ当社にご相談ください!

「こんな雰囲気の内装にしたい」というご依頼は多く頂きますが、具体的に「どの製品を使えば良いか」までは分からないお客様がほとんどです。 豊富な知識と経験を重ねたスタッフが他社で断られた難しいご依頼も、「好奇心」と「情報」をフル稼働して、お客様のアイデア・イメージを実現するご提案をいたしますので、まずはその想いをご相談いただければと思います。 >まずは相談してみる(無料)

広葉樹を使った内装デザイン事例

ALPHA BETA COFFEE CLUB

ALPHA BETA COFFEE CLUB

▲ALPHA BETA COFFEE CLUB(当社製品のデザイン事例)

採用木材

  • ナラ150幅CD

Et Nunc Daikanyama

Et Nunc Daikanyama

▲Et Nunc Daikanyama(当社製品のデザイン事例)

採用木材

  • ホワイトオーク
  • ナララスティック

TSUTAYA伊勢丘店

TSUTAYA伊勢丘店

▲TSUTAYA伊勢丘店(当社製品のデザイン事例)

採用木材

  • ナララスティック

三井物産都市開発 株式会社

三井物産都市開発 株式会社

 ▲三井物産都市開発 株式会社(当社製品のデザイン事例)

採用木材

  • チーク
  • 床暖チーク150

針葉樹を使った内装デザイン事例

なだ万蒼宮

なだ万蒼宮

▲なだ万蒼宮(当社製品のデザイン事例)

採用木材

  • セン

SPA&HOTEL水春 松井山手

SPA&HOTEL水春 松井山手

▲SPA&HOTEL水春 松井山手 (当社製品のデザイン事例)

採用木材

  • ナララスティック(広葉樹)
  • ヒノキ

天然木材を使った「内装デザイン事例」も詳しくまとめましたので、設計前にはこちらの記事もあわせてご覧ください!

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火災は大丈夫?内装材に“木材”は使えるのか

そもそも商業施設などの多くの人が利用する公共空間や、店舗の共用部では、建築基準法によって内装制限が設けられている場所があるため、原則として可燃性の材料である木材をそのまま壁・天井に使用することができません。

これは火災時の延焼を防ぎ、避難経路を確保するためです。

しかしそういった内装であっても「木の温もりを取り入れたい」「ナチュラルなデザインを実現したい」という設計士・デザイナーのこだわりは多いと思います。実際に当社でもこれまでたくさんの声を聞いてきました。

なぜ木材が使えない場所があるのか

建築基準法では、建物の用途や規模、高さなどによって、内装に使用できる材料に制限を設けています。

特に、火災発生時に避難に時間がかかる可能性のある空間や、火災が拡大しやすい構造の建物では、壁や天井の仕上げ材に「不燃材料」「準不燃材料」「難燃材料」といった、燃えにくい、あるいは燃えても煙や有毒ガスを発生しにくい材料を使用することが義務付けられています(内装制限)。

残念ながら天然木材のままでは、上記の認定材料には該当しないため、内装制限のかかる空間では使用範囲が限られてしまうのです。

当社の不燃突板は、「天然木の風合い」そのままに“不燃”を実現!

当社の不燃突板(ナチュラルボード)は、火山性ガラス質複層板に天然木突板を練付した「内装用不燃ボード」です。およそ0.2mmの天然木を貼り合わせることで、木材本来の「美しさ・肌触り」をそのまま残した不燃内装材を実現しました。

物販店・飲食店の壁をはじめ、キッチン天井やカウンターなどの“内装制限がある箇所”にも採用いただけます。

雰囲気に合ったおしゃれな内装木材はもちろん、木材ならではのデメリットも最大限に抑えた内装材をご提供していますので、ぜひ一度ご相談ください!

当社の手がける「不燃突板」については、こちらのページをご覧ください。

関連ページ:『当社の不燃突板について|株式会社オネスト・アンド・パートナーズ

この記事を書いた人
Kurumi

2021年入社 / 埼玉県出身 / “他社で断られたデザインを叶える”をモットーに「デザイン×コスト」を踏まえた最適な提案を得意とする。個人で動画制作を行うなどクリエイターとしての一面も。

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